2024春 キナシベツワークキャンプ 10日目(2/24)

2024 2/24 (10日目)

本日は野外セミナーです!気を引き締めていきましょう!



野外セミナーには、キナシベツ湿原がどのような自然環境、地理、歴史があるのかを学ぶ目的があります。トラストの家を出発し、牧草畑を通って海岸に向かいます。その際、凍った直別川の河口を渡ります。そのまま海岸沿いを北側に進み、ヘシヘハケ岬へと向かいます。岬の頂上で景色を一望した後、下山して海岸沿いを後戻りし、途中落ちている流木をベンチに自分たちで作ったおにぎりを昼食とします。休憩が終わったらは南側へ海岸沿いを直進。そのまま原生林まで行き、散策します。



午前9時開始
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牧草畑を通り、海岸へ向かいます。





直別川に着きました。さて、凍っているでしょうか。源さんが命を懸けて確かめに行きます。
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意外としっかり凍っていました(笑)





北側に海岸沿いを歩きます。
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海岸にはいろいろなものが落ちています。中には面白いものが落ちていて、それらを探すことをビーチコーミングと言います。
我々は鳥の羽や動物の痕跡を探しますが、漁師はウキを探します。人によって探すものが違うのが面白いです。







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海岸は砂地なので歩くのが大変です!膝に来ます!





これがヘシヘハケ岬。 
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上からの景色は絶景です。






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頂上を目指し、上っていきます。熊笹が命綱です。





午前10:50 登頂!
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キナシベツ湿原を一望できます。










下山し、原生林の入口へ向かいます。天気はいいですが、少し雪が降り始めました。
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海岸には様々な生物の痕跡が。こちらはキタキツネの足跡です。







午前11:43 お昼休憩にします。いい感じの流木に座って休憩。
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おにぎりのあんこは鮭の親子丼です!





休憩を終え、歩き始めると、、、
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渡り鳥のV字が! おそらくマガンだそうです。





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カラスの遊んだ跡。スノーエンジェルのようです。




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豊頃町のジュエリーアイスは有名ですが、キナシベツも負けていません!(笑)





もう少しで原生林です。原生林に入るには、直別川の河口を通らなければなりません。
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ちょっとしたクレバスのようになっている、、氷の分厚さがわかります








河口を渡ります。
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踏むと表面がバリバリ割れます。恐ろしい。





午前12:39 原生林に到着
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エゾシカの残滓です。スペアリブが見えます。カラスやキツネ、オジロワシの冬のごちそうとなったことでしょう。








原生林には、樹齢50年以上のカツラやハルニレがあります。シラカバも植生しており、オジロワシが営巣しています。以前はシマフクロウもいたようですが、河川改修で姿を消しました。
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キツツキ類の食痕。オオアカゲラか、クマゲラのサイズです。




オジロワシの巣を見に行きます。
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直径は2mもあります。

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圧巻のサイズです。





13:34 原生林を後にし、トラストの家に帰ります。
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皆さんお疲れ様です!





明日はタンチョウ保護研究所の百瀬さんによるタンチョウ講義を受けさせていただきます。会場は音別最大のタンチョウ給餌場、高橋さんのご自宅です。講演会の実施、並びに会場のご提供、誠にありがとうございます。






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